Uber Eatsや出前館などのフードデリバリーを行う際に必要になるデリバリーバッグを選ぶ際何を重視すべきがご存じでしょうか?
値段やサイズ、見た目、ロゴの有無、快適性などチェックするポイントをまとめたうえで、おすすめのデリバリーバッグをランキング形式でまとめました。
- デリバリーバッグを選ぶ際のポイント6つ
- デリバリーバッグのおすすめランキングトップ7
- デリバリーバッグのタイプ別のオススメ
この記事を読めばどのようなバッグを購入すればいいかがわかるかと思いますので、バッグを選ぶ際の参考にしてみてください。
配達用のデリバリーバッグを選ぶ時のポイント
ここではデリバリーバッグを選ぶ際に注目すべき6つのポイントについて解説します。
デリバリーバッグのサイズ・容量
デリバリーバッグのサイズは35~45リットル程度の大きさがあります。Uber Eatsのデリバリーバッグが45ℓ、その他のデリバリーバッグは40ℓサイズであることが多いです。
上記画像では、左から順に
- サーモスのソフトクーラー15Lサイズ
- Cherrboll デリバリーバッグ35Lサイズ
- Uber Eats デリバリーバッグ45Lサイズ
といったサイズ感になります。
「Uber Eatsバッグはでかすぎるからもう少し小さいバッグが欲しい」「いかにもデリバリーといった感じが嫌」という人も多いため、そういった場合はもう少し小さいサイズのバッグがおすすめです。
ただし、サーモスの15ℓや20ℓ程度の保温バッグでは多くの配達に対応することができませんので推奨されません。
デリバリーバッグ自体の重量を確認する
デリバリーバッグの重量は1~3kg程度とばらつきがあります。基本的に軽いほうが疲れにくく取り回しが楽です。
ですが、Uber Eatsバッグのようにクッション性や機能性が非常に高いバッグもありますので、バッグに求める性能を確認しつつ選んでみてください。
防水性の有無
デリバリーバッグによっては防水性・撥水性が高いバッグがあり、防水性能のあるバッグはやや重くなる傾向にあります。
防水性能が無いバッグの場合は雨がしみ込みバッグが重くなり、配達時に大きなストレスになってしまいます。
雨天時にはレインカバーを使用すれば問題ありませんが、防水性能の有無は購入時のチェックポイントになります。
仕切り板が付属しているか
バッグの中で「暖かい商品」「冷たい商品」の両方を保温するケースが多々あります。その際に仕切り板を使うことによってバッグ内を分割し両方の温度を保つことができるようになります。
そのため、バッグに仕切り板が付属しているかは重要なポイントです。必ずチェックしておきましょう。
チェストストラップや疲労対策ができているか
デリバリー業務を続けていると肩や腰等、体が痛くなったり全身が疲れてきます。そういった疲労を効果的に減らしてくれるアイテムがチェストストラップです。
バッグを体に密着させブレ内容にすることによってかなり疲労を低減することが可能です。後から取り付けることも可能ですが、標準でついているか確認しておきましょう。
折りたたんだ時の収納性
配達業務外の移動中や収納時の取り回しのしやすさも重要です。バッグをたたんだ状態で背負えるバッグや手提げバッグに変形可能な物などがあります。
バッグを折りたためるか、どのようにたたむことができるかもチェックしておきましょう。
デリバリーバッグおすすめランキング
1位:Uber Eats第四世代バッグ(45ℓサイズ)
デリバリーバッグといえばやはりUber Eatsの通称「第四世代バッグ」。ウバッグとも呼ばれているバッグです。
以前はアマゾンで販売されていましたが、現在は専用ページで販売されています。
サイズは見た目でデリバリーだとわかる大きさで容量は45ℓとなっています。
これより小さいデリバリーバッグの場合Lサイズのピザが入らなかったり大量の注文に対応できないといったケースがありますが、Uber Eatsバッグであれば対応可能です。
Uber Eatsバッグの主な特徴は次の通りです。
- バッグ下部が拡張可能
- 完全防水
- 背面や肩紐のクッション性が高く疲れにくい
- 容量が大きい(重量も重め)
基本的に対応できない注文が無い点や、完全防水で雨天対応している点、クッション性やフィット感が良く疲れにくい点など、配達を長期間する上で必要なニーズをうまく満たしている良バッグといえます。
出前館などの他社デリバリーサービスで使用する場合は「Uber Eats」のロゴを隠す必要がありますが、黒いガムテープなどを使えば簡単に消すことが可能です。
詳しくはこちらの記事でレビューしていますが、「迷ったらこれを買っておけば問題ない」といえるクオリティに仕上がっています。
2位:VARNIC デリバリーバッグ(40ℓ)
VARNICのデリバリーバッグは40ℓと60ℓサイズが用意されていますが、40ℓサイズが主流となっています。
防水仕様でマットな仕上がりになっているほか、重量が軽く疲労防止のチェストストラップも付属しているため、長時間の配達も苦にならない実用的なデザインとなっています。
特徴としては、フタの閉め方がチャックではなくマジックテープと樹脂バックルという点です。慣れれば一瞬で閉じることができるため、こちらもオススメのポイントです。
また、ピザや入りきらない大きい容器の場合はバッグを横に倒して入れることによって対応することも可能です。
3位:Cherrboll デリバリーバッグ(35ℓ)
Cherrboll(シェールボール)のデリバリーバッグはアマゾンでの評価数が700を超える人気デリバリーバッグです。
最近では街中を走っていてもこのバッグを使用してる人が良く目につきます。
サイズは35ℓと小ぶりで非常に軽く取り回しが楽です。防水性能はありませんので、雨の日は稼働しないライトユーザー向けのデリバリーバッグになります。
サイズが大きすぎないため街中で使用していても悪目立ちせず、普段の買い物などにも利用できるサイズ感となっています。
4位:デリバリーバッグ ロゴなし(コピー品・45ℓ)
Uber Eatsバッグのロゴ無しバージョンが販売されています。Uber Eatsの第四世代バッグを模倣したコピー品になりますが、材質やクオリティは正規品とほぼ変わりません。
複数のデリバリーサービスを掛け持ちする場合はバッグのロゴを消す必要がありますが、こちらのバッグであれば消す必要が無くスマートです。
値段は正規品より若干高いですが、見た目を重視する場合はオススメのデリバリーバッグです。
5位:Fohil デリバリーバッグ(35ℓ)
Fohilのデリバリーバッグは防水仕様でありながら重量は1㎏程度と軽く、フタの開け閉めはマジックテープのためチャックタイプよりも時間がかかりません。サイドポケットも充実しているため小物の管理もしやすいです。価格も比較的安くコスパの良いバッグといえるでしょう。
「VARNICでは大きいしCherrbollは防水性が低いし…」といった場合の候補としてお勧めです。ただし、縦方向の仕切り板が無いため、自分で用意する必要があります。
6位:YummyRun デリバリーバッグ
YummyRunは軽くて疲れにくいと評判のデリバリーバッグです。
チェストストラップが標準装備されています。後ろや横のメッシュポケットなどに小物を入れることができるため意外と重宝します。
耐久性は前述のCherrbollやVARNICのほうがありそうではありますが、最も軽い点や商品の型崩れを防ぐ緩衝材(サバイバルシート)が付属する点など、こちらを選ぶメリットは十分にあるように感じます。
防水性能はありませんが、気になる場合はレインカバーセットも販売されています。
7位:Naokin デリバリーバッグ(36ℓ)
Naokinのデリバリーバッグは重量が980gと非常に軽く、背負いやすさや耐久性にも評判があります。
防水加工はされていないため雨の日の配達には注意が必要です。仕切り板は2枚、チェストストラップが標準装備されています。
価格がやや高いため、値段とサイズで選ぶならCherrboll、防水性等を考慮するならVARNICやFohilに軍配が上がりそうです。
バッグの性能比較表
ここまでに紹介したバッグの性能や冒頭で紹介した選ぶ際のチェックポイントを一覧にしてまとめました。
✅性能・選ぶ時のチェックポイント一覧
第四世代バッグ | VARNIC | Cherrboll | ロゴなし | Fohil | YummyRun | Naokin | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
容量 | 45ℓ | 40ℓ | 35ℓ | 45ℓ | 35ℓ | 35ℓ | 36ℓ |
サイズ (横幅x奥行x高さ) | 46 x 30x46cm | 35 x 26 x 45cm | 33.5 x 25.5 x 41cm | 46 x 30 x 46cm | 34 x 25 x 45 cm | 33.5cm x 25.5cm x 41cm | 34cm x 26cm x 41cm |
重さ | 2.7kg | 1.25Kg | 1.38kg | 2.54 Kg | 1.75 Kg | 約1kg | 980g |
防水性 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × |
仕切り板 | 2枚 | 2枚 | 2枚 | 1枚 | 2枚 | 2枚 | 2枚 |
チェストストラップ | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
収納性 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
デリバリーバッグをタイプ別で選ぶ
ここまでに紹介したデリバリーバッグを選び方別にピックアップして紹介していきます。
大きさで選ぶ
配達業務を続けていると様々な商品を運ぶことになります。Lサイズのピザや大量の注文を一度で運ぶことも珍しくありません。そんな時小さいサイズのデリバリーバッグでは対応できない場合があります。
全ての注文に対応するにはやはり45ℓサイズのUber Eats第四世代バッグが頼もしいです。大量の荷物を背負っても耐えうるクッション性があるのもポイント。
スリムタイプのデリバリーバッグで業務を行う場合、バッグに収まらない案件は配達をキャンセルをするなどして対応することが可能です。配達をしつつも見た目がスッキリしたサイズ感はうれしいですね。(Cherrbollのバッグは35ℓサイズ)
数十回に一回あるか無いかの大きい商品をキャンセルすることを前提としてバッグを選ぶ場合、より小さめのバッグを選ぶことも賢い選択ではないでしょうか。
値段で選ぶ
デリバリーバッグの相場は3,500~5,000円程度です。2,000円台のバッグも販売されていますが、価格相応の作りになってしまうようです。数多くの配達に耐えられるバッグの中では次のバッグがお勧めです。
VARNICのデリバリーバッグは現在3,680円で販売されています。また、ここまでに紹介したバッグの現在の価格一覧をまとめておきます。
商品名 | 価格 |
---|---|
Uber Eats 第四世代バッグ | 4,000円 |
VARNIC | 3,680円 |
Cherrboll | 3,599円 |
デリバリーバッグ ロゴなし | 5,999円 |
Fohil | 3,650円 |
YummyRun | 3,785円 |
Naokin | 4,598円 |
アマゾンでは定期的に割引セールが実施されていますので、安いタイミングを狙って購入するものアリかもしれません。
気軽さで選ぶ
配達はしたいけど大きなデリバリーバッグは悪目立ちするような気がする、という場合はスリムタイプのデリバリーバッグがお勧めです。
スリムタイプの場合場所も取らず街中を歩いていてもあまり邪魔にならないのもポイントです。Cherrbollのバッグの生地は布製のため、良い意味で「仕事っぽさ」がありません。重量も軽く疲れにくいため気軽に配達を行うことが可能です。
性能で選ぶ
数多くのデリバリーに対応するためにバッグの耐久性や防水性は重要です。
特に、雨の日にデリバリーの注文数は増加する傾向にありますので、デリバリーバッグが雨に対応できるかどうかは稼ぎ時に稼働できるかできないかを決める重要な要素となります。
耐久性や防水性、使用感などを考慮してもやはり最強なのがUber Eatsの第四世代バッグ。背面や肩紐のポケットは意外と使うため重宝します。
低価格でありながら防水性もあり評判の良いFohilもお勧めです。
デリバリーバッグと併せて使用するアイテム
自転車やバイクで配達する場合、荷台(リアキャリア)にバッグを固定したり防水対策をしたりと、必要になるアイテムがありますのであわせてチェックしておきましょう。特に商品が偏らないようにするための緩衝材(クッション等)は必須アイテムです。
バッグを車両に固定するマストアイテム
「フィックスキャッチ」はUber Eatsの第四世代バッグがジャストサイズで収まる荷台です。配達業務に使用するケースが多く、取り付けの工夫の情報がたくさん出てくるのもポイントです。
設置にはベースとなるリアキャリア(荷台)が必要になるため、無い場合はあわせて設置しましょう。設置が難しい場合は最寄りのサイクルショップなどに相談してみましょう。
荷台に乗せるだけではバッグが不安定ですので、ゴムひもなどを使いバッグを固定するとより安定して商品を運ぶことができるようになります。
バッグのすき間を埋めて商品を守るアイテム
緩衝材とは、衝撃を吸収して荷物を守る素材のことを言います。商品を運ぶ際にすき間を埋める道具としてタオルや紙、クッションなどを使用して商品がこぼれたり転倒することを防ぎましょう。
家にあるもので代用可能ですが、おすすめは保温性が高い「サバイバルシート」。材質が軽くたたむと小さくなるため使わない時も邪魔になりません。
関連:Uber Eats配達で商品をぐちゃぐちゃにさせないための方法【配達パートナー視点】
防水スプレーで雨対策を
防水性が高くないバッグを使用する場合、防水性能を高めるスプレーを使うと効果的です。
急に雨が降ってくるケースもありますので、あらかじめ塗布しておくといざというとき助かります。
関連:Uber Eats(ウーバーイーツ)雨の日の配達に備えよう!注意点と便利グッズまとめ
最後に
お気に入りのデリバリーバッグは見つかったでしょうか?
これ!というものが決まらない場合、とりあえず失敗のないUber Eats第四世代バッグを買っておくことをお勧めします。
長く使っていると「もっとこんな感じのバッグが欲しい」と思うこともありますので、色々試しながら自分に合ったバッグを探してみてください。
Uber Eatsのバッグの詳細レビューに関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
さらに、配達に関する便利グッズについてもまとめていますので、バッグと一緒に購入を検討しておきましょう。
ここまでご覧いただきありがとうございました!お気に入りのバッグとアイテムをもって、たくさん配達をおこなっていきましょう!
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