車でUber Eatsの配達を行いたい場合、運送事業登録をするために黒ナンバーを取得する必要があります。
申請手続きは煩雑な部分があり面倒と感じるかもしれませんが、そんな方向けに登録手順をわかりやすく解説しています。
一部のエリアでは車での初回配達を完了させると高額報酬(最大17,500円)がもらえるキャンペーンを実施していますので、あわせてチェックしていきましょう!
どんな車が登録できるか?
Uber Eatsの配達車両として登録できる車は、運送事業登録された車である必要があります。
- 黒ナンバー(軽貨物運送事業)
- 緑ナンバー(一般貨物自動車運送事業)
ただし、緑ナンバーの取得は要件が厳しいため一般的ではありません。
Uber Eatsの配達やアマゾンフレックス等を行う個人事業主の場合は黒ナンバーの取得が一般的です。
そのため、ここでは黒ナンバー取得のための軽貨物車両について解説を進めていきます。
黒ナンバーを取得するには?
黒ナンバーを取得できるのは貨物運送事業に使用される軽自動車とされています。
軽トラや軽バンなど専用に作られた自動車が一般的です。
ですが、N-BOXやワゴンRといった軽ワゴン車でも構造変更して積載量を増やすことによって黒ナンバーを取得することができます。
そのまま黒ナンバー登録できる車
既に車をお持ちの場合、黒ナンバー登録ができる車の見分け方は簡単です。
車のナンバーの最初の数字(分類番号)が4の場合は軽貨物車両登録が可能、5の場合構造変更が必要となります。
最初の数字が4ナンバーの場合ははそのまま黒ナンバーに変更することができますが、5ナンバーの場合は後部座席を取り外すなどの構造変更をしなければ登録することができません。
軽バン(4ナンバー)として売られている車は積載量を確保するためにコンパクトな後部座席を収納できるタイプがほとんどです。
人気の軽バン(ワンボックスタイプ)
製造しているメーカーが少ないため、選択肢はあまり多くありません。
ダイハツ、スズキ、ホンダの三社が自社での開発・製造を行っていますが、他の会社は三社から供給してもらった車をOEM車として販売しています。
自社開発者 | OEM車 |
---|---|
ダイハツ ハイゼットカーゴ | トヨタ ピクシスバン スバル サンバーバン |
スズキ エブリイ | 日産 NV100クリッパー マツダ スクラムバン 三菱 ミニキャブバン |
ホンダ N-VAN | なし |
中古車も多く出回っていますので、チェックしてみてください。
改造(構造変更)すれば黒ナンバー登録できる車
5ナンバーの場合は、後部座席を外したり構造変更すれば登録することが可能です。
一般的に多くの人が利用している軽自動車はこちらのタイプが当てはまります。
例としてワゴンRの場合、次の手順で軽貨物車両に変更できます。
- 後部座席とスペアタイヤを外す
- 構造変更届
- 車検を受ける
このような改造(構造変更)と手順を踏むことによって軽貨物車両に登録できる車種は多くあります。
基本的なポイントとしては「後部座席を外したうえでバックドアの面積、荷室の体積などの要件を確認」といったところです。
構造変更に関する相談は軽自動車検査協会で行うことができます。
黒ナンバーの自動車保険(任意保険)
自動車で配達を行う場合、Uber Eatsの自動加入保険と任意保険の両方に入っておきましょう。
配達パートナーになると自動的に無料で適用される事故保険の内容は次の通りです。
- 対人・対物賠償責任制度
- 補償額:上限1億円
- 最大自己負担金:なし
- 障害補償制度
- 医療見舞金:最大50万円
- 死亡見舞金:1,000万円
- 葬式費用:最大100万円
- 後遺障害見舞金:最大1,000万円
- 入院見舞金:7,500円/日(MAX60日)
- 配偶者/被扶養者見舞金:15万円/人(最大3人)
ただし、これらの条件はUber Eatsの配達中の事故に対してのみ行われるため、任意保険への加入が推奨されます。
軽貨物車両の保険を取り扱っている会社は多くありません。主な保険会社は次の通りです。
- 損保ジャパン日本興亜
- 楽天損保保険
- 東京海上日動
- AIG損保保険
- 三井住友海上火災保険
一般的に、黒ナンバーの保険料は自家用車の保険と比べ高い傾向にあります。
ですが、事業用者とすることで経費で計上することができますので、メリットデメリットを検討したうえで加入しましょう。
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ここからは、実際の登録手順について解説していきますので、一つずつ確認していきましょう。
Uber Eatsに車を登録する手順
車をUber Eatsに登録するには、まずは「貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)」として登録する必要があります。
登録までの流れは大まかに次の通りです。
- 運輸支局に書類を提出
- 軽自動車検査協会で車検証とナンバープレートを変更
- Uber Eats配達パートナーに登録
登録する軽貨物車両を用意したうえで、おおまかに上記の手順で手続きを進めます。
実際に足を運ぶ運輸支局と軽自動車検査協会の場所はあらかじめチェックしておくとスムーズに手続きを行うことができます。
例えば札幌の場合は次のような位置関係になっています。
運輸支局に経営届・運賃届を提出
黒ナンバーを取得するには都道府県ごとに指定された運輸支局へ行き必要書類を提出します。
都道府県ごとの運輸支局は下記のページから探すことができます。
運輸支局で必要になる持ち物は次の2点です。
- 印鑑
- 車検証(印刷物でもOK)
次に、提出する書類は全部で4つです。これらの書類は提出用と控え用の各2部を用意する必要があります。
※書式のダウンロードリンクになっていますのでご活用ください
これらの書類は運輸支局に置かれていますが、自宅で印刷して記入することもできます。
不明点などがある場合はまずは電話で問い合わせるか、運輸局で記入方法を聞くことを推奨します。
事前に書類を用意しておけば手続き自体は数分で終わりますが混雑する場合も多くあるので時間に余裕を持っていきましょう。
提出すると事業用自動車等連絡書に押印をもらえますので、都議はそれを持って軽自動車検査協会へ向かいます!
各書類の記載方法は下記のサイトが参考になります。
軽自動車検査協会で車検証とナンバープレートを変更
運輸支局で手続きが完了したら、事業用自動車等連絡書とナンバープレート、車検証の原本などを持って軽自動車検査協会の事務所へ行きましょう。
各地の事務所は下記のページから検索することができます。
提出書類は次の通りです。
- 事業用自動車等連絡書(有効期限1ヶ月)
- 車検証原本
- ナンバープレート(前と後ろ2枚)
- ナンバープレート代
- 印鑑
- 申請依頼書
※車検証が自己名義になっていない場合は住民票または法人謄本が必要
「放置違反金を滞納して公安委員会から督促を受けた場合」や「車検証記載事項の変更の場合」など細かい条件がありますので、事前に電話などで確認しておくことをお勧めします。
ナンバープレートの発行費用は1,440円です。申請依頼書は現地でもらうことができます。
ナンバープレートを持っていけば車を持っていく必要はありません。車を持っていく場合はその場で取り付けることも可能です。
提出書類の用意ができていれば、登録にかかる時間は一時間程度となっています。
用意するものが少し煩雑ですので、事前に問い合わせて必要な物を確認してから行くとスムーズに進むかと思います。
Uber Eats配達パートナーに登録!
軽自動車検査協会でナンバープレートを変更したらラストスパート!Uber Eatsの公式サイトから配達員パートナー登録を行います。
この登録には3日~1週間程度かかりますので、できるだけ早めに申請しておきましょう。
配達パートナー登録の詳しい手順については下記のページで解説されていますので、あわせてご確認ください。
【一部エリア】車で初配達を完了すると高額キャッシュバック
2022年2月現在、Uber Eatsの実施している招待コード制度を利用したキャッシュバックキャンペーンを実施しております。
一度の配達を完了させると最高17,500円を得ることができますので、ぜひ登録の際にはご活用ください。
詳しいキャンペーン内容は下記のページで解説しています。
さいごに
軽貨物車両の登録手続きは一見煩雑でめんどくさそうに見えます。検索すると3万円程度で代行して登録するサービスもあるほどです。
ですが、車と書類さえ用意してしまえば最短一日で登録が完了しますので、各局に問い合わせたりしながら準備を進めてみてください。
また、掲載されている情報に間違いが無いかなどをチェックしたいため、実際に登録を進める方からの情報を募集しています。ぜひお気軽に当サイトの公式LINEまでご連絡ください。
質問などについても可能な限りお答えします!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
快適な車での配達、ぜひチャレンジしてみてください!
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